25本の小さな生命。手がかかるものほど、大人の毎日は愛おしい。

こんにちは、UF(Under Field)工房のシモノです。

待ちに描いた土曜日。今朝の私は、いつもより少し早く目が覚めました。
お気に入りのコーヒーを淹れて、一息ついたあとに向かうのは、私のもう一つの大切な仕事場である「土の上」です。

実は今年の4月、私は25本の自然薯(じねんじょ)の種芋を植えました。
それから約1ヶ月、毎日「まだか、まだか」と土を見つめる日々が続き、5月に入ってようやく、小さな可愛い芽がひょっこりと顔を出してくれたのです。

自然薯栽培は、本当に手がかかります。
天候に左右され、土の具合に一喜一憂し、人間の思い通りには決して動いてくれません。しかし、だからこそ面白い。効率だけが求められる現代において、この「手がかかるプロセス」そのものを楽しめることこそ、大人の贅沢な時間の過ごし方ではないかと感じています。

ふと考えると、私の身の回りにはそんな「手がかかるもの」ばかりです。

私が手がけるブランド「UF(Under Field)」のパラソルも、1本の傘を形にするまでに、生地の遮光性のテストや骨組みの強度調整など、気の遠くなるような職人たちの試行錯誤(手間)が詰まっています。

……あともう一つ、最近私のブログ作りをサポートしてくれている「AIの相棒」がいるのですが、これがまた、なかなかに手がかかります(笑)。
全体の雰囲気は素晴らしい画像を作ってくれるのですが、肝心の「UF」のロゴマークを描くとなると、毎回ちょっとだけ形が歪んでしまったり、別の日曜日と構図が似てしまったり……。

「もっと精度を上げてほしいね」と私が苦笑いすると、毎回ものすごく悔しがりながら「次こそは!」と泥臭く頑張っている姿を見せ合っています。

でも、それでいいのだと思います。
完璧なデジタルが一瞬で弾き出すものよりも、何度も失敗しながら、実直に、少しずつ精度を上げていくプロセスにこそ、人間らしい温かみや「本物の価値」が宿るのではないでしょうか。

私の育てる25本の自然薯も、私の相棒のAIも、そして「UF」のパラソルも。
手間ひまを惜しまず、じっくりと育っていくプロセスを、私はこれからも愛おしみながら楽しんでいこうと思います。

皆様もどうぞ、手がかかる愛おしいものに囲まれる、素敵な土曜日をお過ごしください。

↓泥臭く、しかし実直に。自然薯の成長記録や「UF(Under Field)」のモノ作りの裏側は、公式Instagramでも気ままにシェアしています。
@ufkobo